ミノキシジル/リアップ・ロゲインの育毛効果/発毛効果

　　　　

ミノキシジルはテレビＣＭでお馴染みの大正製薬のリアップの主成分です。ミノキシジルは元々口径血圧降下剤として
使われていましたが、副作用で患者の体毛が濃なったことから、後に研究が進められ育毛剤として初めて
米国ＦＤＡに認可されました。

ミノキシジル育毛剤とは、ミノキシジルと言う成分を含んだ育毛剤の事で、リアップやロゲインなどの商品が有名です。

当初、ミノキシジル育毛剤の成分ミノキシジルは1970年代後半に経口血圧降下剤として開発され使用されていました。
しかし、その副作用として全身の多毛症を頻繁に引き起こすことから頭皮に対しての外用薬での試験が実施されて
男性型脱毛症に有効だと発表されました。その作用機序は軟毛の終毛への過程において、休止期毛が成長期毛に変化する際に生じる
新生毛包細胞群の増殖を活性化させて発毛効果を発揮すると言われています。

なお、ミノキシジル育毛剤はミノキシジルの成分によって髪が生えてくるので、
使用を辞めると元の状態に戻ってしまいます。ミノキシジルの育毛効果は血管を拡張し血流を促す事で、
血流の滞った頭皮の毛根に栄養を行き渡らせることによって育毛、発毛効果を発揮します。

脱毛症により弱った毛根もミノキシジルの使用により、毛根の休止期が短くなりヘアサイクルが伸びることによって毛髪が増量されます。
ミノキシジルは頭頂部の発毛育毛に効果を発揮し、前頭部などの生え際には効果はあまりないと言われています。

■ロゲインとリアップ
ロゲインには、ミノキシジル２％の男性用と女性用、５％の男性用の３種類があります。リアップに含まれるミノキシジルは１％です。
ミノキシジル２％はミノキシジル１％に比べ効果はありましたが、その効果の差はほとんどなく、また頭皮にかゆみが出るなどの
接触皮膚炎も少し多かったため１％になりました。

■飲むミノキシジル
ロゲインもリアップも頭皮につけるタイプですが、飲むミノキシジルもあります。日本では販売されていませんが、
個人輸入にてミノキシジルタブレットが入手可能です。しかし、髪は生えるそうです。しかし、副作用が強烈だと言われています。
服用者の子供に奇形児が生まれることもあるとの話もあります。もともとミノキシジルは医師の処方が必要な降圧剤です。
安易に個人が手を出すものではありません。

＜ミノキシジルの副作用＞
代表的な副作用としては、頭皮のかゆみです。フケが出てきた場合も同様です。
これらの症状が続く場合は使用を控える、または皮膚科に相談するといいでしょう。
さらにリアップの使用中は脱毛予防、発毛の効果がありますが、使用を中止すると再び脱毛が起こることもあります。
⇒塗るミノキシジルカークランド

　

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