リンス・コンディショナー・トリートメントの違いについて
リンスとコンディショナーは言い方が違うだけでほぼ同じです。
現在では合成界面活性剤のシャンプーが主流ですので、酸リンスは使われなくなりましたが、
その頃の名残でシャンプー後の髪の保護を目的とするものをリンスと呼んでいるメーカーも多いようです。
つまり、現在ではコンディショナーとリンスは同じ物を指しています。
リンスとコンディショナーは髪の表面に保護膜を形成し、
滑りを良くして摩擦による髪のダメージを軽減させる目的で使用されます。
一方、トリートメントはリンスやコンディショナーと違い、髪の内部に成分を浸透させることを目的とし、
パサつきがちの髪に潤いを与えたり、髪へのダメージをある程度補修することができます。
リンス・・・髪の表面のキューティクルを整え、すべりや滑らかさを与える。
トリートメント・・・髪の内部に浸透し、髪の健康状態を回復する。
コンデショナー・・・トリートメント効果のあるリンスです。髪の内部と表面の両方に作用します。
アミノ酸やオイル分などのうるおい成分が多く含まれるので、髪のサプリメントになります。
ちなみに市販などでシャンプーとリンスがペアーで売っているような商品をペアーで使わず、
トリートメントを使うと髪の状態は逆に悪くなることが多いようです。
これはシャンプーでアルカリに傾いたpHがトリートメントではきちんと弱酸性に戻らないために
起こるようです。リンスとはもともと石鹸シャンプーの中和剤として使用されていたもので、
弱アルカリ性の石鹸シャンプーに対して弱酸性の酸リンスを用いて中和させ、
髪のきしみを防ぐ目的で使われました。
コンディショナー(リンス)はトリートメントのように成分を浸透させるものではなく、
髪の表面に薄い保護膜をイオン定着させ、髪表面の滑りを良くしてあげるだけのものですから、
すぐにすすいでも長くつけても効果そのものは全く変わりません。
シャンプーは汚れを落として、コンデは髪を保護するものです。
トリートメントは髪の内部に浸透するものですから、
(1)シャンプー(2)トリートメント(3)コンディショナー の順で使いましょう。
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